介護業界の人手不足
先日、授業で先生が言っていたが、介護業界が大変らしい。何が大変か気になるだろうが、挙げればきりがない。わたしが一番大変だと思うのは、介護業界の人材不足だ。しかしこれは、先生の入れ知恵でもある。
先生が精悍な顔つきをしながら、凄んで言っていた。「この中には、介護業界に興味を持っている人も多いだろう。しかし、真剣に考えてくれ。昨今の介護業界は人材不足という難題を抱えている。厚生労働省が発表したデータによれば、2025年には約40万人の人手が足りなくなるらしい。40万人というと、だいたい東京の町田市や神奈川県の横須賀市・岐阜県岐阜市と同じくらいだ。あまりイメージが湧かない人もいると思うが、相当な数が足りないことだけは肝に銘じておいた方がいいかもしれない」と。
わたしも介護業界に進もうと思っていたので、正直困ってしまった。わたしが将来介護職に就いたとき、人手不足が祟ってわたしたちにしわ寄せが来るのかと思うと、この先どうなるのか不安になる。
そして、先生が先程の言葉に付け加えて「そうは言ったものの、案ずることなかれだ。どうにでもなる。本気で介護業界を目指している人は、今のうちから新聞やテレビのニュースを見聞きして、己の知見を広げると共に介護業界の動向にも注目しておくこと。」と言っていた。
こんなちっぽけなわたしに何ができるかはわからないが、将来は介護業界の役に立ちたい。
まずは、先生が言ったとおり介護の動向チェックからはじめてみることにする。父が読んでいる新聞を読みはじめるのもいいかもしれない。あとは、ニュースを見るのも習慣にしよう。